2012年11月15日木曜日

ファーストフードと弁当男子

日本マクドナルドが“100円マック”に加えて、「マックランチ」を展開。平日10:30~14:00の間、Sセット390円(3種類から選べるハンバーガー+ドリンク・ポテト各Sサイズ)や、Mセット450~550円などお得なセットメニューが登場している。

日本ケンタッキーフライドチキンでは今月12日から最大24%の割引メニュー「昼割」をスタート。バーガーキングジャパンも「BKランチ」(490円~720円)を始めた。






一瞬おトク! に見えるけど、例えば、ファミリーマートの「和風幕の内弁当」セブンイレブンの「とろとろたまごの親子丼」や「五目中華丼」が398円と考えると、そんなに安くないような気もする。

また、ごはんだけ炊いて、セブンプレミアムの「さばの味噌煮」(178円)と「かぼちゃ煮」(138円)を買ってきて、お弁当箱に詰めれば、さばの味噌煮弁当の出来上がり。約339円なり(ごはん茶碗1杯分=23円として計算)。

これは、つい最近、自炊をはじめたばかりの友達に教えてもらった方法。よくできたオカンのような弁当男子も素敵だけど、文明の利器・コンビニをうまく活用して、身の丈弁当ライフを送る弁当男子も、また素敵だ。

できすぎてないという意味では、後者のほうが女子のストライクゾーンに入る可能性高いような気さえする。

自分でがっちりお弁当まで作れちゃう相手より、作れない相手のほうが手料理をふるまったときに喜んでもらえるんじゃないかとか、有効打につながるんじゃないかなどという、恋心と陰謀がスパーク。

レストランなり、定食屋なりに案内してもらう場面においては、それなりに舌は肥えていてほしいけれど、手料理をふるまうとなると味オンチではない程度に、多少鈍感であってほしいのが女心。

勝手だなーと思うけれど、でも、ちょっとわかる気もする。

週刊誌の恋愛特集で、女の子たちに話を聞いていると、“ファーストフード好き”が是か非かという話もよく出てくる。

話を聞いていると、「ファーストフード好き」と、男子としての魅力の両立はなかなか難しそうなのだ。食べようと思えば、さくっと食べられて、しかも安価となる、実際どうかは別として、安易・安易のイメージがどうしてもつきまとう。

「今日の俺の体は全部昨日までの俺が喰った物で出来てる」(『きのう何食べた?』)ではないけれど、「人生を楽しんでいそう」「通り一遍のことしか言わなさそう」「面白みがなさそう」などといったイメージも、けっこうな割合で“昨日までに食べたもの”で、できているのだ。


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